解表剤 (1)発散風寒薬(辛温解表薬) 温性が強く発汗作用が強い薬物は「発汗解表」、強くないものは「去風解表」と記載されている。 麻黄と桂枝 麻黄の発汗作用=腠理を開かせて発汗させる 桂枝の発汗作用=血脈を温めて発汗させる=帰心経 1)温経通陽⇒血…
玉(ぎょく)とは翡翠などの宝石のことです。男性でも女性でもおしゃれにブレスレットをしますが、左手右手どちらにしますか。香港や台湾ではよく翡翠のブレスレットをしている人を見かけますが、中国文化のなかにはざっくりとしたルールがあるんです。 ①養…
龍谷大学臨床心理学科教授 東豊先生、精神科医 蒲生裕司先生主催の心理臨床研修会で講演をします。テーマは「心理臨床と中国医学」ですが、中医学の七情理論を心理臨床系の人たちがどう感じるか興味深いです。また羽田守快住職の「霊障と漢方薬」というテー…
2月3日は節分ですね。恵方巻きの大量廃棄が問題になっていますが、少なくとも東京では恵方巻きなど昔は聞いたことはありませんでした。ハロウィンと同じく伝統文化というよりも商業的なイベントのような感じがしてあまり好きではありません。逆に昔は聞か…
基礎・診断学コース申込みPDF http://www.matsuedo.com/im/20190116a.pdf 中薬学・方剤学コース申込みPDF http://www.matsuedo.com/im/20190116b.pdf
薬物と人体部位(臓腑・経絡)との選択性を帰経という。 同じ「寒・苦」で清泄の作用があっても石膏は帰経が肺なので肺熱による咳嗽に用いるし、決明子は肝なので肝熱による目赤腫痛に用いる。また単に臓腑と理解するのではなく経絡も忘れてはいけない。柴胡…
中薬学では薬物の味を2つの意味で決めている。一つは実際の味、もう一つは実際の味とは関係なく効能から決める味である。 辛・甘・酸・苦・鹹にはそれぞれの効能がある。 (1)辛味 ①発散:表証で用いる 例 麻黄、薄荷 ②行気:気滞証で用いる 例 木香 ③行…
中薬には寒・涼・温・熱の4つの作用がある。作用と言ったのは人体を冷やすあるいは温める働きを持って疾病を治療するからである。お腹が冷えて痛いときには温める作用のある薬物を、発熱があるときには冷やす作用のある薬物を用いる。逆に考えれば冷えて痛…
www.kaotcm.com 江東中医薬学院 これからの講義日程です。 第三日曜日は「基礎・診断学」コース 第四日曜日は「中薬・方剤学」コースになります。詳しい日時はホームページを見てください。 講義は少人数でゼミ形式を考えています。 #漢方講座 #中医学講座
www.nikkanren.net 2019年より本学院では医療系資格をお持ちの方対象に①基礎診断学コース、②中薬方剤学コースを開講いたします。また一般の方々を対象にした「こころと漢方」セミナーも企画しています。 これら講義、セミナーについては(社)日本漢方連盟が…
症例のどこが大事なポイントになるのかわからないということでした。内科学を勉強していないと難しいと思います。まだ診断学のレベルでは要点がつかみにくいのかもしれません。しかし、診断学の学習時点からトレーニングしていくことは大事ですので(特に速…
中医学や漢方薬の勉強会(症例検討会)を聴講していて感じるのは、受講者の弁証がバラバラで流れがないということです。例えば「肝陽上亢」であればその前に「肝腎陰虚」がなければなりません。「肝腎陰虚」が進行して「肝陽上亢」になる、そうした動的な流…
8月4、5日。イスクラ産業主催のIP講座 夏のスクーリングには19名の参加で有意義な勉強会ができました。この講座は漢方初めての薬局の方々が対象なので年齢は若い人が多いかと思っていたのですが、なんと大学の同級生の参加もあり驚きました。中高年薬剤…
最近は調剤から漢方相談にシフトを希望される開局薬剤師さんや、調剤をやられている勤務薬剤師さんで漢方に興味をお持ちの方々もいらっしゃいます。 しかし、薬剤師の資格を持っていても漢方薬の知識がなければ漢方相談はできません。症状羅列のマニアル本で…
西安にお帰りになっていた華啓天先生が大阪に一時帰国をされており、私も「基礎診断学講座」でちょうど大阪に行っていましたのでお会いしました。 先生は西安の病院で週3回診察をされているそうで日本にいらっしゃっていた時より お元気そうでした。中国に…
3月より臓腑の病理について勉強していきます。生理を復習しながら講義しますのでこれから中医学を勉強される方々にもお勧めです。要所、要所にツムラ(医療用)、イスクラ中成薬、小林漢方の漢方食品解説もしていきますので、漢方相談ですぐに役立つ講義内…
2月1日(日) 小林漢方有限会社主催の勉強会で講師を担当します。 勉強会−小林漢方有限会社 小林漢方の漢方食品「仙茅参」は陰陽双補剤「地黄飲子」を基に作られた処方構成ですが加齢とともに「陰陽依存」の考えから陰虚から陽虚に、陽虚から陰虚にと、ほ…
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舌診は基礎がないのに実際の舌を診てもわかりません 。 今回はなぜ舌が白くなるのか赤くなるのか、胖大になるのか痩薄になるのかの理論基礎を中心に講義しました。 同じ「眩暈」舌苔が膩なら半夏白朮天麻湯、舌が淡白なら帰脾湯というふうに舌からは有用な情…
2014年11月29日は上海中医薬大学日本校の高橋揚子(楊敏)先生をお招きして、養生学の講座を開きました 薬や鍼灸だけではなく食事を含めた養生が非常に大切ですね。