江東中医薬学院

将来 漢方コンサルタントになりたい方々の学院です

小林漢方薬草勉強会

2月1日(日) 小林漢方有限会社主催の勉強会で講師を担当します。

勉強会−小林漢方有限会社

 小林漢方の漢方食品「仙茅参」は陰陽双補剤「地黄飲子」を基に作られた処方構成ですが加齢とともに「陰陽依存」の考えから陰虚から陽虚に、陽虚から陰虚にと、ほてりもあるけど冷えもあるという「陰陽両虚」の状態になっていきます。

 高齢者の高血圧、脳梗塞の後遺症には陰陽両虚からくるものが多いのではないでしょうか?

 講義は

 ①陰陽両虚 舌診

 ②陰陽双補剤 

 ③仙茅参の処方構成

 ④臨床応用

 の順で進めていきます。

 

 

 

 

舌診 基礎

    舌診は基礎がないのに実際の舌を診てもわかりません 。

  今回はなぜ舌が白くなるのか赤くなるのか、胖大になるのか痩薄になるのかの理論基礎を中心に講義しました。

 同じ「眩暈」舌苔が膩なら半夏白朮天麻湯、舌が淡白なら帰脾湯というふうに舌からは有用な情報が得られますね。

 12月27日という年末にもかかわらずみなさん熱心に受講されました。